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Humans of Stringo 社員インタビュー Jakob Öman

Jakob Öman - Stringo AB

Stringo - Jakob Öman

Stringo AB 社では、研究開発部門の体制づくりに力を入れています。
幼いころの夢は「船長」と語る Jakob Öman が操舵するのは「設計・アフターマーケット部門」の船です。新たな役職に就いてから数か月、三児の父でもある Jakob に今後の展望について伺いました。

ストックホルムからハイコースト※1に移住された経緯について聞かせてください。

「私の妻はもともとこの地域の出身で、私たちもいつかこの地に移り住めたらいいなと常々思っていました。妻と私は学生時代にストックホルムで出会い、ストックホルムでの生活も 20 年を経過していましたので、この地への移住にはちょうど良いタイミングと考えました。妻の妹が家庭を持ち始め、私たちにも 3 人の子供 (6 歳、11 歳、13 歳) がいるので、この地に住むいとこたちや祖父母の近くで暮らしたいと思ったんです」

※1ハイコースト (Höga Kusten): スウェーデンのバルト海北部のボスニア湾沿岸にある UNESCO 世界遺産登録地域

ご自身のキャリア選択というよりは、理想のライフスタイルを実現するための選択ということでしょうか。
「まさにそのとおりです。この地には昔からの知り合いもいましたし、働き先は見つかると確信していました。それまでは、スカニア社 (Scania AB: スウェーデンに本社を置く商用車メーカー) で EV トラックの開発に携わっていましたが、何か新しいことに挑戦したいと考えていました」

Stringo AB 社で働くことになった経緯をお聞かせください。
「スカニア社で私の上長を務めていた人物が、Stringo AB 社 CTO である Magnus Grafström の元同僚であったことから、LinkedIn を通じて私たちを引き合わせてくれました。ちょうど Magnus が、自身が率いる研究開発部門の拡大を検討しているところでした。研究開発部門の対応が求められる領域が拡大し、海外の顧客のプロジェクトに費やす時間が増えていく中で、自身が担当する業務の一部を移管する必要があったのです。Magnus、そして当社 CEO の Nina Thelin が求める人材要件と、私の経歴やリーダーシップスキルが合致したため、私は新設された役職に就くことになりました」

Stringo AB 社での新たな役割について教えてください。
「研究開発部門の日々の業務運営を管理します。従業員が業務経験を重ね、成長できるよう、マネージャーとして現場でのサポートを行います。また、カスタマーサポートや品質保証にも重点的に取り組みます。これらの領域は、Stringo S5Stringo 4WM (4 輪すべてをリフトするタイプのビークルムーバー) などのより高度なモデルの提供にあたり、ますます重要性が高まると考えています」 

新たな役割の中で、特に期待していることがあれば教えてください。
 「特に期待しているのは、リーダーとして成長する機会です。前職では、バッテリ関連の部門で業務管理を行っていました。バッテリ自体は熟知している分野でしたが、リーダーシップ業務は新たな挑戦でした。マネージャーとして 5 年の経験を積みましたが、今度は製品に関する知識を習得する必要があります。この点は、リーダーシップの観点から見ても興味深い変化になると思っています。また、特定の技術分野に限定されず、幅広い役割を担える小規模な組織で働くこともとても楽しみです」 

雇用主を選ぶ際に重視していることがあれば教えてください。
「困難な状況下にあっても、真の価値観を持ち、体現し続ける企業—— 私は、世界金融危機のさなか 2009 年に前職に就き、コロナ禍も同社に勤務しました。こうした経験から、困難な時代でも真の価値観を貫く企業姿勢というものを重視しています。一人ひとりがプロ意識を持ち、チームや組織全体の目標達成に向けて取り組む、たくましい企業文化を持つ Stringo AB 社には前職同様の魅力を感じました。とても特別なことです」

まだ着任されたばかりですが、ビークルムーバー分野の今後の動向として伝えたいメッセージがあればお願いします。 
「自律走行技術には大きな可能性を感じています。Stringo マシンには堅牢なプラットフォーム、柔軟性の高いハードウェア、優れたソフトウェアが備わっており、車両移動においてお客様のあらゆるご要望にお応えできる体制が整っています。また、将来的には、屋外使用に適したビークルムーバーを提供できるかもしれません。実現すれば、緊急対応が必要な現場や、レッカー車、車両の輸送など、まったく新しい分野での活用が可能になるでしょう」

勤務時間以外のお休みの時間の過ごし方を教えてください。
「私は自然の中で過ごすのが大好きです—— ハイキング、ランニング、そして冬にはクロスカントリースキーをします。なかでも登山が好きです。今年の夏は、13 歳になる息子を連れて、ノルウェー南部のグリッテルティン山 (標高約 2,400メートル) に登りました。我が家の末っ子も負けてはいません。地域の山々 (Högklinten など) の名称を記憶していて、車窓からでも、どんな角度からでも見分けることができるんです。6 歳にしてはかなりすごいことだと思っています」

子供の頃に、憧れていた職業があれば教えてください。
「幼い頃は船長になりたいと思っていました。大きな船がすごくカッコいいと思っていたんです。ですが、船長は船と運命を共にする—— つまり船が沈むと船長も一緒に沈まなければならないと知りました。幼い自分にはなかなか受け入れがたく、船長になる夢は諦めました。その後、トラックに興味を持つようになりました。兵役中にトラックを運転する機会があり、大学では自動車工学を専攻しました。自分の歩んできた道には、何らかの形でいつも『車両』に関連するテーマが存在しているようです」

Humans of Stringo」では、Stringo 社で活躍するエキスパートのインタビューを掲載しています。次回は、研究開発部門の機械技術のエキスパート Dan Järrendal についてご紹介する予定です。ぜひお読みください。