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祖父、父、息子に受け継がれるStringo製造 ~ Stenström ファミリー

三世代にわたる Stringo 製造 - Stenström ファミリー -

Christian Stenström (写真右) – 家族三世代にわたり、Stringo AB 社に勤務しています。
Stringo で働く機会を得たとき、迷うことなく、祖父や父と同じこの道を選択したと言います。

Christian は、「出社初日から歓迎されていると感じました。父も祖父も Stringo 社で働いていたので、Stringo はいつも私の人生の一部でした。父と祖父が働くこの会社にとても興味を持っていたので、製造のポジションに空きが出たとき、応募すべきだと思いました」と当時を振り返ります。

Christian の祖父 Boris と父の Jörgen (写真左)、この二人が Christian の道筋を築きました。

Jörgen が最初でした。Jörgen は Stringo AB 社とともに歩み続けること 30 年を超えています。1988 年に学校を卒業し、Stringo AB 社が拠点を置く地域で夏休みのアルバイトをしていました。その際に、当時の CEO (創業者で Stringo ビークルムーバーを世に生み出した) Göran Fahlén から入社を打診されたのです。

Stringo AB 社の前身となるこの会社は、当時 Famek 社と呼ばれており、主に木材産業向け機材の受託製造を行っていました。
Jörgen は、この家族経営の小さな会社が今日の Stringo 社というグローバル企業へと成長していく過程を共に歩んできたひとりです。長年にわたり、CNC オペレーター、フィッター、スペアパーツ部門のコーディネーターなど、多様な役割を担ってきました。

Jörgen の入社後、縁あって、Jörgen の父で Christian の祖父 Boris も Stringo AB 社に入社することになりました。
Boris は在職中、Stringo 社の中でも最大規模で最新機なる Stringo S5 の試作機の製造工程にも携わっていました。Boris は 70 歳を迎える前に引退したものの、彼の息子と孫が今でも Stringo AB 社に勤務していることを誇りに思っています。

一番若い世代の Christian は、父親譲りのいいフィッターで、同世代の製造メンバーをけん引してく存在です。

「物事を一から作り上げたり、解決策を見つけたりすることが好きです」と Christian は言います。

Jörgen と Christian は共に笑い合い、時にはそれぞれの受け答えにツッコミを入れるような仲睦まじい親子です。職場環境の良さにおいては、二人とも同意見でした。

「職場環境が本当に素晴らしいです」と Jörgen は言います。
「私たちはまるで大きなひとつの家族のようで、風土そのものが素晴らしいです。工場という環境でありながら、とても清潔で整理整頓が行き届いています」

Jörgen の言葉に頷きながら、Christian もこう語ります。

「ここで働く仲間たちはお互いに助け合って業務を進めます。新入社員でわからないことがあっても、いつでも周囲が手を差し伸べます。楽しみながら、多様な業務に携わることができます。車両移動という分野に重点を置く製造業ではあるものの、カスタマイズが基本の Stringo マシンであるため、業務は幅広くバリエーションに富んでいます」

家族経営からスタートした Stringo 社 - 現在も本社があるスウェーデンのニーランドは、川と山に囲まれ、雄大な景色が広がります。その地に暮らす人々には「各々が仕事や暮らしを快適にする解決策を出し合って、お互いに助け合う。そのことに誇りを持っている」という気質が根付いています。ここから私たち Stringo 社の強みと創造力が生まれています。ビジネスにおいては、開発精神でもある「革新・誇り・本物へのこだわり」をコンセプトに掲げ、その精神は当社が最も重要視するコア・バリューとなって幾世代にもわたり受け継がれています。